デリヘル考

2017/3/11() 午前 9:20

巨大産業デリヘル 市場規模5兆7千億円

 

 僕は生来、淡白な性格で女性に執着がなかったせいもあり、風俗・デリヘルには無関心だった。

 命がけで相場を張っていると気持ちに余裕がなくなるし、艱難辛苦の果てに、ようやく手にした儲けを風俗の女性に使うなんてことは勿体なくて 考えもしなかった。

 

ところが、先日トランプ大統領関連のニュースをネットで閲覧していた時、

 「売春容疑で台東区 「ラブフェアリー」のデリヘル店長と従業員が逮捕される」という記事を読んだ。

どうも本番行為斡旋がいけなかったらしい。よそのデリヘルも同じことをやっているのに なぜ、この店だけが摘発されたのだろうか?

しかし、ゴムつけてやれば素股も本番も同じだろう?警察の姿勢、及び日本の法律が可笑しいんじゃねぇか?

 

これがきっかけで、俄然デリヘルに興味がわき、デリヘルでググってみた。

すると、デリヘルの記事が一杯出てきて、現在の状況がほぼ把握できた。

 

デリヘルは1999年の規制緩和で爆発的に増え市場規模は5兆7千億円。(諸説あり)

 現在 全国で19000店あり、その数はコンビニ最大手のセブンイレブンとほぼ同数である。

 仮に各店に10人のデリヘル嬢がいるとすると我が国には19万人のデリヘル嬢がいることになるのである。

20人に一人がデリヘル嬢。こんなことでいいのか!(笑)

 同時に「ムムッ、世の中はこんなに変化していたのか」と浦島太郎的に驚いた。

 

デリヘルの相場は1時間16000円。1.2時間22000円。デリヘル嬢の取り分は5〜6割ぐらいのようである。

デリヘルのシステムは、まずデリヘル嬢とシャワーを浴びて、浴槽に一緒に入っておしゃべり。

ベットに移り、いちゃついた後で好みの基本プレーで射精して終了となる。

基本プレーとは基本料金だけで要求できるプレーで、主なものは

フェラチオ、素股、69、Dキス、全身リップ、指入れ、パイズリ、タマ舐め、口内発射等である。

 店によっては、オプションでアナルファック(7000〜1万円)ができるところもある。

 

 禁止事項は本番で、店は逮捕されたくないから『絶対禁止』をうたっているが、

デリヘルに勤める女性は金に困っているから10人に5人ぐらいは金額によっては本番に応じているという。

本番の相場は2〜3万円ぐらいだという。

 

 僕が若い頃は買春は吉原のトルコ(ソープ)しかなく、高級ソープで本番を頼めば入浴料+5〜6万円は吹っ飛ぶ と友人に聞いていた。

 

ところが、デフレは風俗にも押し寄せていて、競争激化で女性の値段が下がっているのである。

特にリーマン・ショック以降、店舗型風俗産業は不況に陥っているらしい。

 

デリヘルは近所のラブホの休憩を使えば5000円。

これはソープの入浴料に比べれば格安だし、買春のために、わざわざ不便な吉原まで行って入りたくもない風呂に入らずに済む。

 

 自分が知らない間に、手ごろなデリヘルがいたるところで龍宮城的に出現していたのである。

こうして気軽に若い女性といきなり裸の付き合いが出来るのは素晴らしい。

 

 気に入った女性とベットを共にしようと思えば、莫大な投資と時間、忍耐が必要で、

その結果、空振り三振は当たり前、金をどぶに捨てる心構えが肝要である。

 

 先日、話題になった「紀州のドンファン」野崎 幸助氏は女を落とすために 30億円を使ったという。

野崎 幸助氏は別格としても、女を落とす困難さは相場の仕手戦に匹敵する。

 

 釣りが趣味で、毎週釣りに行く浦島太郎的生活を送っている僕に足りないのは龍宮城と乙姫様である。

 

毎週、釣りに出かけても、なかなか亀が子供に苛められているチャンスには 出くわさないし、

釣りの道中に「大変な荷物だねー」と声をかけてくれる女性は 70過ぎの婆さんばかり である。。

 

こうした状況を打破するために、デリヘル龍宮城に行って乙姫様に会い冥土の土産にしようと思っている(笑)

 

 

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